ソウルでは、いつも多くのステージが上演されています。いつ行っても必ず見れる、と言っていいほど一般的に大きな規模とされる商業演劇が常に上演されていてます。
演目によりますが、大規模且つ人気作品であれば、ソウルで3か月、地方も含めると半年ほど公演が続きます。
このような長いスパンの公演では、プリンシパルキャストはダブルどころかトリプル、クワトロなんてこともあります。
ミュージカル俳優
レベルが高いです。
声楽や演劇を専攻した人達がほとんどで、切磋琢磨する世界で自分を磨き続ける俳優さんばかりです。ミュージカルだけでなく韓国エンターテイメントの飛躍には驚きます。
歌がうまいのは当たり前。
演技ができて当たり前。
韓国ではアンサンブルからプリンシパルに上がる事も少なくないようです(今ではトップミュージカル俳優のパクウンテさんも、アンサンブルデビューだったとか。すぐにプリンシパルに上がったようですが。そりゃそうだ)。
コネでいきなりプリンシパルを演じる俳優は、結果が少し期待ハズレでも叩かれる…厳し~い。日本は歌がイマイチでも主演だったり歌手だったりするのにね。別の魅力があるということで!
どのキャストで見たらいいのか分からず困っても大丈夫!
みんなうまいから♪
チケット購入
韓国ミュージカルやコンサートのチケット購入と言えば「インターパーク」が有名。インターパークには韓国語サイトだけでなく、英語・日本語のページが用意されています。但し、韓国語サイトにしか紹介されていない舞台もあり、更に、英語・日本語サイトには、キャストスケジュールやビジュアル、その他詳細も残念ながら提供されていません。韓国語サイトと外国人用サイト、どちらも閲覧は可能ですが、チケット購入には別々の会員IDが必要です。韓国のあらゆるウェブサイトでは、会員登録時に、国が発行する住民登録番号(日本で言うマイナンバーですね)を必要とします。携帯番号での登録も可能ですが、携帯も住民登録番号を持っていないと買えません。
でも、ほとんどの商業ミュージカルは外国人サイトでも購入が可能です。先ずは会員登録をしておきましょう!
人気公演/コンサートともなると、チケット発売時に争奪戦が始まります。残念ながら出遅れて、インターパークでは完売になっている。。。そんな時は、Yes24を覗くと「はっ…(嬉泣)」なんて事もあるので、あきらめないで!(Yes24は完全韓国語サイトですが、外国人も登録可能です。)
サイト内関連リンク
>> 韓国ミュージカル ~ チケット購入方法
>> チケットオープン(発売日)情報
チケット価格
チケット代金や座席形態は、日本とほぼ変わりません。韓国も日本も、コロナ明けの2022年終わりころの演目から、チケット価格が20~30%程度上がりましたね。
劇場により異なりますが、大きな劇場であれば、VIP席、R席、S席、A席、B席といったように座種も選べ、チケット代金は座種により異なります。チケット価格は、最良席で16万ウォン~19万ウォン(約16,000~19,000円程度)。為替にもよりますが、日本とほぼ変わりませんね。一番お手ごろな席であれば、60,000~80,000ウォン程度が平均です。
もちろん韓国にも小規模~中規模のミュージカルもあります。それらは最良席でも60,000~80,000ウォン程度で見られるものがあります。
韓国観劇マナー
日本と同じです。
上演中は
– おしゃべりしない
– 食べない(飲み物も持ち込み禁止で、扉前で回収する劇場が多い)
– ごそごそ音を立てない(音楽が大きくなってもゴソゴソしない)
– 携帯はOFFにする(マナーモードのブーブーもX)
更に
– 椅子には深く座る
– 帽子は取る
– 身長より高く髪を束ねない(ピョンピョンはねる髪型とかもX)
– カップルでも隣に寄りかからず、まっすぐ座る。映画館ではありません。
マナーを守れない人がいるのも、日本も韓国も一緒。守りましょう。
カテコの写真撮影
日本では滅多にない事ですが、カテコでの写真撮影がOKな公演が多く存在します。プリシラもカテコ写真OKで、2AMグォン君もサービスたっぷり。ファンが撮影しSNSに掲載した写真を自ら加工して配信したりしてましたね♪こういうのファンには嬉しいですよね。
でも、ウィーンミュージカル系(モーツァルト!、マリーアントワネット、エリザベートなど)ではNGのケースが多く、うっかり撮影をしようものならスタッフの人が走ってきます。そして目の前で写真を消すまで、動きません(笑)開演前に写真はNGと言われたら、守りましょう。
韓国の出待ち事情
こちらも日本と同じ。入待ち/出待ちがあります。
劇場によって出待ちの場所が異なります。でも、楽屋口が出待ちの場所とも限らないんですね~せっかく待ったのに逢えなかった…涙、ということがないように事前の確認を忘れずに!このサイト内「ミュージカルレポート」にもいくつか載せているので参考にしてみてください。
あとは、劇場スタッフに「楽屋口はどこですか?(プンジャンシルン オディエ イッスムニッカ?」と尋ね、楽屋口に行って近くの現地ミュージカルファンに「○○さんは、ここから出てきますか?(○○ッシヌン、ヨギエソ ナオムニッカ?)」聞いてみるのも手です。ミュージカルファンに国境はない…www
良い観劇旅行を!